業務用ソフトウェアの無断コピー

シビルソフト開発社が販売する「CPACシリーズ」の下水道設計計算パッケージが1997年11月ごろビーアイテイ社に無断でコピー・販売されている疑いがかけられる. シビルソフト開発社はビーアイテイ社が販売するそのソフトウェアを購入し,調査したところ,大半がシビルソフトウェア開発社が販売するソフトウェアの無断コピーであることが判明した.

ビーアイテイ社は盗用を認めたものの,シビルソフト開発社側が持つ権利を尊重する態度がないため,シビルソフト開発社は2000年10月2日にさいたま地方裁判所に対して,著作権法に基づく損害賠償請求訴訟の民事訴訟を起こした.そして,2002年3月末,両社が和解し,ビーアイテイ社は和解金として450万円をシビルソフト開発社に支払い,また,顧客に対してこの著作権侵害の事実を通知することとなった.

なお,1999年4月27日付けで名古屋地方裁判所からビーアイテイ社に対して,証拠保全手続きが執行されていた.


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