Microsofが2009年10月にMicrosoft Storeで公開した「Windows 7 USB/DVD Download Tool (WUDT)」にGPL違反の疑いがあるとして,米国時間11月10日に,公開を中止した. その後,11月13日には,WUDTにオープンソースソフトウェアが含まれていたことを認め,謝罪した?.
このツールは外部委託して作られたものであり,Microsoft側もコードレビューを行ってはいたが,オープンソースソフトウェアのコードが含まれていたことに気付かなかったとのこと.
ことの発端はブロガーのRafael Rivera氏が自身のブログWithin Windowsに11月6日のエントリMicrosoft lifts GPL code, uses in Microsoft Store toolで取り上げた.ブログ記事中には「ImageMaster」というOSSのソースコードを使っているようだとしている.
WUDTはDVDドライブのないPCにでもWindows 7をインストールできるようWindows 7のISOイメージからブータブルUSBメモリを作成するツール.
ITMediaの記事では,Microsoftが謝罪したように見えるが,Microsoft社員の一人が誤っているだけのようにも見える.